実家近くに住む補助制度を利用して地元にUターン。子育てファミリーの等身大の暮らし方更新日:2020年09月07日
子育てをきっかけに地元・佐倉に戻ってきた齋藤さんファミリーにインタビュー!
30代の若い世代が子育てに奮闘する、等身大の子育てライフを語ってもらいました。
また、戸建て住宅の購入に際し、市の補助制度「佐倉市近居・同居住替支援事業」を活用したメリットについても聞きました。
公園が子育ての舞台!
―実家が佐倉市なのですね。
はい。妻も自分も佐倉市出身で、一度千葉市に転出していましたが、マイホームの購入を機に佐倉市に戻ってきました。妻とは中学校の同級生で、今は、1歳と3歳の子どもがいます。
―なぜ佐倉(ユーカリが丘)に住もうと決めたのですか?
もともとは、利便性を重視して千葉市内の駅近のマンションに住んでいました。
息子が産まれてからは、子ども中心の生活となり、住環境や子育てのしやすさに自然と目が向くようになりました。
子どもはできれば3人というのが自分たちの希望で、マンションよりも戸建ての方がより自分たちらしく子育てができるかなと思い、エリアを絞り始めました。2人目を授かった時期と理想に近い土地を見つけた時期が重なっていたので、これも何かの運命と思って決断しました。
ユーカリが丘は、街並みが綺麗なだけでなく、周辺に公園が多く、幼稚園や小・中学校などの教育施設、病院や商業施設といった生活に必要なものが一通りそろっていて住みやすく、また、様々な世代が上手く融合していることも魅力だと思います。
自分たちが慣れ親しんだ場所であることや、両親が佐倉市内に住んでいることも大きかったですね。
―お子さんが2人いますが、佐倉市で子育てするメリットを教えてください。
メリットは色々とありますが、まずは子育てに車を使いやすいことだと思います。小さい子どもがいる場合、電車やバスでの移動は周囲に気を遣います。車であれば、たとえ子どもがぐずっても、歌やお菓子で気分を変えられるので、家族みんながお出かけを楽しめますよね。
我が家の場合、食料品やベビー用品は車でまとめ買いしています。佐倉市は、商業施設の駐車場も広々としているので、駐車や子ども達の乗り降りもスムーズです。
以前住んでいたマンションは、月々の駐車場代が高く、部屋までの距離がある点も不満でした。戸建ては駐車場代がかかりませんし、車を停める場所が玄関のすぐそばなので、荷物の運び込みも楽々です。
緑がたくさんある、魅力的な公園が多い点も気に入っています。佐倉は自然が豊かなので、子どもが遊具遊びに飽きてしまっても、生き物を探したり、散歩したりすることができますからね。先日は、城址公園でカラスアゲハを見つけました。そのときは、虫が苦手な息子も喜んでいましたね。公園などの広々とした場所で一緒に身体を動かしたり、遊んだりする中で、子どもに人と関わり合う楽しさを感じさせたいと考えています。
―ファミリーで休日をどのように過ごしますか?
市内のいろいろな公園に行くことが多いですね。みんなで散歩したり、公園の木陰でお弁当を食べたりします。
以前住んでいた場所では、駐車場が有料だったり、駐車台数が少なかったりする公園が多かったですが、佐倉の公園では、そういうことを気にせず思いっ切り子どもと遊べます。
家の近くにも公園が多いので、車で出かける前や夕食の前など、ちょっとした時間に利用しています。子どもがやりたい遊びや天気に合わせて公園を選べるところがいいですね。
実家の近くで住むということ~佐倉市近居・同居住替支援事業~
※「佐倉市近居・同居住替支援事業」とは?
佐倉市では、親と子が近居または同居する際の住宅取得費用の一部を補助します(住宅取得費用の2分の1以内、上限額50万円)。近居とは、親世帯と子世帯がそれぞれの持ち家で独立して市内で生活することをいいます。
親世帯と子世帯が近居・同居することで、親が育児や子育てのサポートをし、また、子が介護や見守りといったサポートをするなど、お互いの不安や負担を軽減し、高齢期・子育て期を安心して過ごすことができます。
佐倉市近居・同居住替支援事業の詳細については、市HPをご覧ください。
―どのようにこの事業を知ったのですか?
妻が佐倉市の広報紙を見て知りました。
補助対象範囲が、市内全域になったときにこの支援制度を活用させていただきました。
家を購入する際、思いのほかいろいろな費用がかかりましたが、この補助金を充てることができ、ありがたかったです。
―近居すると伝えたとき、実家のご両親の反応はどうでしたか?
喜んでいましたね。
近くに住んだことによって、両親に会う機会も増えたと思います。千葉に住んでいた頃は、予定を決めて両親に会っていましたが、近くに住んでからは、実家近くに出かけたついでに気軽に寄ったり、あるいは逆に、両親が子どもの顔を見にきてくれたりします。
また、子どもの存在感が大きく、子育ての大変さを実感していていますが、そんなときに近くに住む両親に支えてもらえて助かっています。
伝えたい、佐倉の魅力
―佐倉市での思い出を教えてください。
小・中・高校を佐倉で過ごしました。友人に恵まれ、学校生活がとっても楽しかったのを覚えています。
中・高校は、テニス漬けで、岩名運動公園など市内のテニスコートを借りて良く練習していました。
―市外の人におすすめする、佐倉の魅力って何ですか?
花火大会(佐倉花火フェスタ)や秋祭りをおすすめします。
花火大会は規模が大きく、市外の知り合いからも「一度佐倉の花火大会を見ると、もうほかの花火は見られない」と言われたことがあります。
秋祭りは、会場近くの駅を降りた瞬間から祭りの熱気を感じられ、山車や御神輿などに佐倉の伝統が息づいていると思います。
―ひと言でいうと、佐倉ってどういうところ?
都会と田舎のバランスが取れていると思います。
自分たちとしては、都会すぎると子育てにちょっと窮屈さを感じてしまいますが、佐倉では、複数台停められる駐車場と庭のある家でのびのびと子育てすることができます。
また、田舎すぎると、通学時など、人通りの少ない場所での子どもの安全面が心配になりますが、佐倉は小学校まで充分歩いて通える距離なのがいいですね。
電車も、JRと京成線が通っていて利便性が良い一方、美しい自然がたくさん残っている、そんな都会すぎず、田舎すぎない部分が佐倉の住みやすい理由だと思います。
■齋藤さんファミリー