日本中から注目される大規模イベント「にわのわ アート&クラフトフェア・チバ」の魅力をご紹介!更新日:2023年01月06日

 2023年で10回目の開催となる「にわのわ アート&クラフトフェア・チバ」。
 毎年、全国から出展者や来場者が集まるイベントです。そんな、にわのわを運営する、佐倉市在住のサカモトさんにインタビュー。
 にわのわを開催することになったきっかけや、にわのわの魅力など語っていただきました。

遠くからでも来てみたい

――「にわのわ アート&クラフトフェア・チバ」のコンセプトを教えてください。

 初めて開催した時から「つながる つなげる 手しごとのわ」をコンセプトに、横のつながりを大切にしてやってきました。
 千葉県にゆかりのある「つくり手」を知ってもらいたいという思いがあり、遠くからでも来てみたいと思わせるような完成度でやろうとみんなで話していました。

会場内に設置された、にわのわ郵便局のポスト

――にわのわを始めたきっかけを教えてください。

 きっかけは、佐倉市内にあるDIC川村記念美術館の方から、敷地内の庭園で何かイベントをできないかと提案をいただいたことがはじまりです。
 たまたま一緒に話を聞いていたのが、作家さんや内装業を営んでいる人など自分で仕事を持っている方々で、いろんな分野で専門的に力を発揮できました。そこで、みんなで力を合わせて、2012年に第1回のプレ開催に至りました。

つくり手もつかい手も全国から集まります

――にわのわに参加される方の特徴を教えてください。

 2012年のプレ開催の時は、1,000人くらいの来場を見込んでいましたが、倍の約2,000人の来場者がありました。年々来場者は増加しており、直近で約24,000人ものたくさんの来場者が来てくれました。
 はじめは、口コミでイベントを知った近隣の市町村からの来場者が多かったです。ちょうど世の中でクラフトブームが起こり、徐々に全国から出展する人が増え、その作家さんを目当てに全国から来場する方も増えていきました。

にわのわ会場内の様子

――出展者はどんな方が多いですか?

 千葉県にゆかりのある作家さんを中心とした公募制で、プロの方やプロになりたいと熱い思いを持った方が、全国から応募してくれます。応募者の中から、千葉と関わりの深い、様々な分野の選考委員が、にわのわで見てみたいと思う作家さんを選考しています。
 にわのわの特徴で、個人の作家さんを対象とした一般枠のほか、夫婦や家族での出展ができる夫婦枠・家族枠、1つの作品を何人かで作っている工房枠を設けています。

――選考はどのように行いますか?

 応募者から、プロフィールや自己PRを記載した応募用紙や作品の写真が届きます。それを選考委員がポイント制で選考していきます。
 選考委員が持っているポイントと別に、千葉ポイントというものがあります。千葉県出身や千葉県在住など、千葉にゆかりがあると1ポイント加算され、薄いつながりでも千葉とのつながりをアピールしてもらうと、0.5ポイント加算することにしています。そうすることで、みなさん一生懸命千葉のことを調べてくれるので、少しでも千葉を好きになってもらおうと始めました。
 イベントのレベルは高いものにしたいので、選考基準は、作品の出来を第一としていますが、過去のデータから出展者の7割くらいは、千葉ポイントを持っている方ですね。

にわのわ出展者ブース

お庭から広がる「わ」

――にわのわの魅力を教えてください。

 にわのわという名前は、DIC川村記念美術館の方が考えてくれました。アート&クラフトフェア・チバでは、少し堅いイメージであったため、お庭から広がる「わ」という意味で名付けられました。
 コンセプトでもありますが、つくり手同士の「わ」、つくり手とつかい手の「わ」、つかい手同士の「わ」、ボランティア同士の「わ」など様々な横のつながりが広がっていくことが、一番の魅力です。

――実際に「わ」が広がっていると実感したことはありますか?

 つくり手にとっては、高いレベルの作家が集まっているので、バイヤーやギャラリーが来ており、商談が始まることもあって、つくり手が次のステップに行く機会になっています。
 ボランティア同士の交流もあり、結婚した方もいて、身内では「にわのわ婚だね」って盛り上がりました。

にわのわ会場の様子

にわのわを通じて、まちに活気を

――にわのわを運営するやりがいを教えてください。

 準備は時間をかけて行っており、大変だと思うことも多いですけど、たくさん来場してもらって、「楽しかった。来年も参加したい。」と言ってもらえることがやりがいです。雰囲気が好きなので、来年はボランティアをやりたいと言ってくれた来場者もいて、すごくうれしかったです。
 にわのわを通じて、まちに活気を与えたいと思っており、遠方からの出展者に対して、市内のホテルを手配するなど支援を行っていました。
 2015年からイベントの規模が大きくなったので、佐倉城址公園に会場を移したとき、街歩きにつなげられることに気付き、新たな試みで「まちのわ」を行うことにしました。
 にわのわだけでなく、佐倉でご飯を食べたり、買い物をして帰ってもらいたいと始めて、翌年からは実行委員会に引き継ぎました。にわのわを通じて、まちが潤ってくれることもやりがいだと思います。

にわのわ出展者ブース

――今後、挑戦したいことはありますか?

 2023年に開催するにわのわが、10回目となります。
 そこで企画しているのは、定期的にポッドキャストで配信している「にわのわラジオ」を、イベント当日に「にわのわラジオ」ブースを会場内に設けたいと思っています。作家さんに来てもらったり、観光協会の方に来てもらったりして、いろんな情報発信をしてもらい、番組を作りたいと考えています。

佐倉市の良いところをもっと知ってもらいたい

――佐倉市の好きなところはありますか?

 佐倉には、結婚して家を購入するタイミングで知人からの紹介で物件を決め、住むことになりました。それまでは、佐倉の印象はあまりなかったですが、住んでみてとても便利だと思います。
 自然が豊かで、スーパーで普通に地場野菜が買える。一方で、東京に行くのも1時間くらいで、車で行っても高速のインターも近いし、そんなに混むことなく行くことができます。遠方に仕事や旅行に行くときも成田空港まで20分くらいで行けて、いろんなところへの距離感が程よいと思います。

インタビューに応じるサカモトさん

――佐倉市をもっと魅力的にするために必要なことを教えてください。

 佐倉市には良いところがたくさんありますが、それをいろんな人に知ってもらうのに、何かうまい方法はないのかなと思っていました。
 最近はテレビを見ていると「あっ、佐倉だ」と、佐倉市がよく登場するなと思っているんですが、実は地元の人でも佐倉がテレビに出ていることを知らないことが多いので、もったいないなと思います。

【イベント情報】
「にわのわ アート&クラフトフェア・チバ」
◆日時:2023年6月3日(土)、6月4日(日) 10時~16時
(雨天決行・台風など荒天候の場合は中止)
◆会場:佐倉城址公園
◆入場料:500円(小学生以下無料)

※出展者募集
2023アート&クラフト部門の出展者を募集します。
●応募期間:2023年1月10日(火)~1月31日(火)

▼にわのわの詳細はこちら
https://niwanowa.info/