ふるさと納税で広がる佐倉の魅力更新日:2025年08月20日

今回は、ふるさと納税の事業者さんをご紹介!
佐倉の魅力推進課のインターン生2名(須藤・名塚)が3つの事業者さんにインタビューし、魅力を発見してきました!各事業者さんの返礼品に込められた想いやこだわり、あらゆる困難を乗り越えてきたからこそ生まれたアイデアなどを取材させていただきました!

私たちが取材しました! 須藤(右)、名塚(左)

ワインの薫り

佐倉市で水産加工された水産珍味品を販売している「ワインの薫り」。
長年の経験と技術で編み出された商品は、大手企業やホテルで取り扱われているほか、ふるさと納税の返礼品としても人気です。そのような商品を開発し、世に送り出している店主の大平若松さんにインタビューをしてきました!

返礼品:スモークワインサーモン(500g・1kg)・サーモンとニシンのセット

ワインの薫り 代表取締役:大平さん(右)、奥様(左)

――会社について教えて下さい!

私はかつて水産学校に通い、海外でも手を磨きました。佐倉に住んでから友人の勧めで佃煮を始め、今に至ります。スモークサーモンは、これまでANAのファーストクラスの機内食や、大きなホテルにも提供されてきました。得意分野は燻製なので、今後は他の燻製品も始めようと考えていますし、珍味品もマスターしたいですね。店舗ではスモークサーモン以外にたい焼き、おでん、夏季限定でかき氷を販売しているので是非お立ち寄りください!

――おすすめの食べ方はありますか?

マリネ、サラダなどにスモークサーモンを使うと美味しいですよ!

大平さんのこだわりが詰まったスモークワインサーモン

――返礼品の好きなところを教えてください!

私たちのスモークサーモンは、北欧産のサーモンを使用し無添加なので、サーモンのうま味や燻製の薫りがより楽しめます。

――商品開発をする上で苦労したことはありますか?

狙って開発してきたものはなかなか思い通りに完成しません。しかし、そういった中で失敗してきたものが成功につながり、今があります。色々な場でもそうですが、何を始めてもうまくいかないことの連続です。ですがやっていく内に得るものがあります。また、人の話をよく聞くことでその中から成功につながるヒントを得ることができ、その良いアイデアが良い商売に繋がるのです。人と人との横のつながりを大事にし、たくさんの方と会社を作り上げていき、お客様に喜んでもらえるよう日々努めています。

最近かき氷をはじめました!

――最後に佐倉の良いところを教えてください!

佐倉市は、成田空港、高速道路、鉄道、病院といった生活や商売に必要なものがそろっており、生活がしやすいです。良い立地であり、若い人たちも暮らしやすい優しい場所だと感じています。

●所在地
「ワインの薫り」 千葉県佐倉市生谷1515番地201

佐倉の地酒 旭鶴酒造

千葉県地域とともに歩んできた酒蔵「旭鶴」。
モットーは「お酒を通して、人と人の縁や絆を結ぶお手伝いをすること」。伝統的な製法を今も大切に守り続けています。小さい蔵だからこそ、流行を追わず、独自の酒を育てていくという当主の信念が丁寧な酒づくりに生きています。2年前からバナナスムージーを作り始め、ふるさと納税の返礼品になっています。生産者の田中源太郎さんにお話を伺いました。

返礼品:酒蔵がつくったバナナスムージー、佐倉ふるさとセット、大吟醸「勘三郎」金箱入り

生産者:取締役 田中源太郎さん

――バナナスムージーを作り始めたきっかけを教えてください!

前の仕事をしているときに腸の病気で2度入院して腸活を意識し始めたことがきっかけです。発酵と関連している健康食品を作りたいと思い、今のバナナスムージーが生まれました。バナナは食物繊維が豊富で甘味もあります。健康的なものを作るのであればお酒ではなくてもいいので、甘酒を使ったバナナスムージーを作りました。

――バナナスムージーのこだわりはありますか?

砂糖不使用で素材そのものの良さを活かしています。また、甘さを引き出すために質の良いバナナを仕入れ、甘酒を混ぜつつ飲みやすいスムージーに仕立て上げています。初めはバナナを大型スーパーマーケットに買いに行っていたので、他のお客さんに大量に購入しているところを見られて恥ずかしかったです(笑)。

――バナナスムージーのどのようなところが好きですか?

バナナと甘酒によるすっきりとした甘さと、スムージーだけども重くないテクスチャーが好きなところです。

――佐倉に対する思いを教えてください!

私は佐倉と共に生まれ育ってきました。千葉と成田に挟まれたベッドタウンですが、佐倉には魅力があります。自然が多く、人々がせかせかしておらず温かく優しい人ばかりで住みやすいです。

――今後の展望を教えてください!

健康志向なものを作ろうと思います。日本酒は諦めたわけではなく、これまでの技術や経験を活かして出来ることは他にもたくさんあると思います。様々な事に挑戦し、新たなアイデアを生み出し、地域や人々の支えになれるよう進んでいきたいです。

千葉県内を中心に、オリジナル自販機で販売中!

●所在地
「旭鶴酒造」 千葉県佐倉市馬渡918 
●ホームページ
https://asahiduru.com/
●営業時間
9:00~17:00 火・木・日定休

佐倉きのこ園

元々椎茸嫌いだった園長が生み出した、佐倉の自然と園長の想いがこもったこだわりある椎茸。これまで味わってきたたくさんの苦労や栽培のこだわり。さらには、緻密な管理方法による椎茸の美味しさやきのこ園の魅力等を2代目齋藤大地さんに取材してきました。

返礼品:「肉厚」長生き椎茸1㎏、きのこ狩り体験チケット(3枚・6枚)

2代目 齋藤大地さん

――栽培へのこだわりはありますか?

井戸から汲み上げた良質な天然水を使用していることです。きのこは約90%が水分なので水が重要になってきます。椎茸は暑さに弱く適温が15~20℃なので夏は冷房、冬は暖房を入れて温度管理を行っています。椎茸も呼吸をしているのでハウス内の清潔さを保つことも大切ですね。また、うちの椎茸は無農薬で栽培しているので、健康的で本来の雑味の無い美味しさを楽しめます。

ハウス内での栽培の様子

――椎茸の好きなところを教えてください!

なんと言ってもうまみですね!食べた時のおいしさ、歯ごたえが好きです。椎茸と言っても200品種くらいあるので、その種類によってうまみ濃い品種・あっさりした食べられるものがあって少しずつ違う味わいが感じられます。フォルムも若干変わるので奥深く面白いです。

――おすすめの食べ方やアレンジ法はありますか?

素材の味を感じていただきたいので、焼いて塩をかけることがおすすめです。シンプルでだれが作っても同じ味・同じ感動を味わえます。薄くスライスしてラップをかけ1分レンジで温めてわさび醤油をつけて食べることもおすすめです。

――佐倉きのこ園を楽しむためには・・・?

とにかく朝早く来てください!!先着順にお客様をご案内していて、大きいキノコが無くなり次第終了なので早い者勝ちです。発生量が均一になるよう工夫していますが、自然環境によって左右されます。また、HPから確認できる「きのこ発生予報」があります。きのこの発生具合を例年の来場者数、経験則から判断しています。

年間を通しBBQも楽しめます!

●所在地
「佐倉きのこ園」 千葉県佐倉市太田2395番地
●ホームページ https://www.kinokoen.jp/
●営業時間
8:30~16:00 月・火定休 (祝日の場合は営業、翌日休園)
※大きいものがなくなり次第終了
※BBQは14:00最終入場、16:00完全撤収
※直売は9:30~開始